発信間隔の変更について
電波発信の仕様
電波発信仕様は「 0.625ミリ秒の整数倍で20ミリ秒 〜 10.24秒」となり、最長で10.24秒間隔での設定になります。
注意点
Hibeaconは電池をセットしてから30秒間デフォルト発信間隔で動作します。
設定変更後、同様に30秒間はデフォルト値で動作します。
これは「長い発信間隔」を設定してしまい、設定変更する事ができなくなってしまう事を防ぐためです。
ロングインターバルモード
最大12時間間隔で発信の設定が行えます。
リアルタイム性の要求が低いシステムと相性がよく、高い省電力効果が得られます。
iBeacon規格との互換性を保っていますので既存の設備、ソフトウェア、ライブラリから受信可能です。
※HBM121BAには未実装
active interval (発信間隔)
電波の発信中に、どのくらいの頻度で電波を出すかの設定になります。
例:1.28秒
最大値:10.24秒
active time (発信時間)
電波を発信する時間になります。
例:10秒
最大値:255秒(1秒単位で設定可能)
stop time (停止時間)
電波の発信を停止する時間になります。
例:1時間
最大値:12時間(1秒単位で設定可能)※最低10秒以上の値を推奨します。
上記の例の場合、「1時間毎に10秒間、1.28秒間隔の電波発信を行う。」となります。
ロングインターバルモード時の電池寿命について
ロングインターバルモードの場合、電波の発信時間が抑えられるため、非設定時にくらべて電池寿命が長くなります。
発信間隔 (active interval) |
発信時間 (active time) |
停止時間 (stop time) |
ハイビーコンタフ(Newモデル) 電池:CR123A |
ハイビーコンスリム(Newモデル) ハイビーコンミニ(Newモデル) 電池:CR2032 |
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1.28秒 | 60秒 | 12時間 | 約7年 | 約3.5年 |
1.28秒 | 10秒 | 60分間 | 約5年 | 約2.5年 |
1.28秒 | 3秒 | 1分間 | 約3年 | 約1.5年 |